ケーズマダム

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2017年11月12日 日曜日

抜毛症だってお洒落は楽しめるんだよー23 4ヶ月で卒業。

山口県からわざわざ新幹線に乗って

通ってきてくれた小学生のKくん。

 

前髪の半分3~4cmの幅が抜毛の為

無くなっていた。。。

 

おまけにつむじ周辺もちょっと穴が

空いていました。

 

初回来店時

最近の小学生は本当に繊細。。。

ちょっとしたストレスが積み重なって、抜毛に繋がるケースが増えています。何時、誰が抜毛症になってもおかしくありません。

 

その理由なんてさまざまで、『これだ!』って限定できるケース

は極まれで、ほとんどのケースが『累積と複合』です。

だから簡単には治らないのです。

 

だけど、少しでも早く改善に向けて動いた方が

当然回復も早いです。その意味では今回はお母さんの

勇気ある対応で非常に早期の段階だったと思います。

 

そして、本人の努力とお母さんを中心とした

家族の協力が不可欠です。

 

小中学生に多いケースとしては

実際のデータから6~7割のケースでお母さんの変化に比例して

子供たちの回復が顕著に現れるという事。

 

アドバイスにちゃんと耳を傾けて素直に実行し常に

心掛けて頂くことで、連動して改善が加速します。

それはお母様ご自身が一番実感されていると思います。

 

 

本日来店時

 

その結果が今日報われました。

『完治』です。

 

結果だけ見れば、よかったねで終わりなんですが、

ここまでの経緯は決して簡単な事ではありませんでした。

 

■他に弟や一歳未満のお子様まで抱えて

育児で大変なのに遠く離れた神戸まで

通ってくること。

 

■小学生未満のお子様を三人も抱えた状態での

ストレスフルな家庭環境で出来る限り『穏やかさ』を

保たなければならない事。

 

■物理的な療法を嫌がって泣きじゃくるKくんを

しっかりと見守り、例えどんなに嫌がっても

継続させた事。

 

本当に大変だったと思います。

ご苦労様です。

 

神戸に来るたびに母親として大きく成長していかれる

姿をみて漠然とだけど、あぁ。きっと大丈夫だろうな。。。

 

非常に難しい感情コントロールの難関を乗り越えられたなぁ。

と感心しておりました。でもあんまり言うと泣き出しそうなので

黙っていました。(笑)

 

またこのようなケースは非常に再発する可能性が低いのです。

なぜならば、お母さんを中心として良い方向へ環境が変化したから。

 

更にKくんが物理療法を貫いたことで、脳に刻み込まれた

『アンカーリング』が解除されたと思います。

 

恐らく、髪を抜くことよりも抜いたらまた色々な事を

しなけりゃならない!巻きたくもないテーピングや

変なおじさんに色々な事を言われる!

それにとんでもなく遠くまで行かなきゃならない!!

 

『だったら抜毛を我慢することくらいへっちゃら。』

と脳に刻み込まれた事でしょう。(笑)

 

 

目立つからと長めにして誤魔化していた

抜毛部が治ったので、今回は

本人のご要望通り短くカット。

 

 

K くんの要望通り短くカット後

つむじ、前髪パーフェクトです!

 

卒業おめでとう。

 

お母さんの感想:

 

※kくんへ おじさんはちゃんと約束を守りましたので

君もちゃんと約束を守るのですよ。抜かないのはあたりまえ!

大変なおかあさんのお手伝いもちゃんとしなさい!

 

 

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